琉球ジャスコは12月21日、石垣島で4店舗目となるマックスバリュ平真店(石垣市登野城、TEL 0980‐88‐1500)をオープンした。やいま店(石垣市真栄里)開店以来5年ぶりの出店。店舗面積は約280坪で、駐車場は142台収容。24時間営業を行う。
同社はイオングループで1999年に県内でスーパーマーケット事業を運営するプリマートと、総合小売業事業を運営するイオングループの沖縄ジャスコが合併し誕生。県内のマックスバリュ26店舗、ジャスコ5店舗を運営している。
当日のオープンニングセレモニーでは、同店店長をはじめとしたスタッフが決意表明を読み上げた後、関係者や婦人会によるテープカットが行われた。
同店は、同社が掲げる環境・社会貢献活動に沿って環境負荷の少ない店舗づくりを実践している。建物は以前の店舗のものを改装して使用。床タイルはワックスかけの必要のない「磁器タイル」を採用しているほか、ショーケース上部に蛍光灯を設置することでケース各棚の蛍光灯をなくし、電気使用量を削減する「オーバーヘッドキャノピー」も導入している。また、島内のスーパーマーケットでは初めてAED(自動体外式除細動器)も設置した。
伊禮進也店長は「当店は石垣島で1番サービスのいい店を目指しており、有害な不純物を除去したRO(逆浸透膜)水の販売や宅配専用カウンターなどのサービスコーナーも充実させている」と説明。「石垣は地元の方はもちろん、離島の方や観光客が訪れるので、さまざまな要望に対応できるようにしたい」と意欲を見せる。
琉球ジャスコの事業推進部長の銘苅尚一郎さんは「磁器タイルやオーバーヘッドキャノピー、AED設置は石垣では初めてのこと。立地的に住宅街の中にあり、島内のマックスバリュでは最も港に近いので、さまざまなお客様が来られると思う」と話した。
今月24日・25日には、同店が全国のラジオ放送局が共同で行う「ラジオチャリティーミュージックソン」の石垣島の拠点となり、多くのアーティストがライブなどを行う。