「南の島の氷灯ろうまつり」-通りを氷灯籠(とうろう)でライトアップ

色とりどりの氷灯ろうに触れる子ども

色とりどりの氷灯ろうに触れる子ども

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 いしゃなぎら(方言で石垣)青年会による「南の島の氷灯ろうまつり」が12月22日、石垣市立石垣小学校北通りで開催された。普段何気なく通っている道を氷灯ろうなどでライトアップし、子どもたちに楽しんでもらおうと行われているもので、今年が8回目。

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 周囲が暗くなった18時30分ごろに点灯式が行われ、大浜長照市長や波平長吉石垣市教育長らが出席。メーンのクリスマスツリーにライトが灯ると子どもたちから歓声が上がった。祭の始めに石垣小学校5年生による横笛隊が「えんどうの花」を演奏しながらパレードが行われたほか、今年新たに作られた同祭のテーマソング「灯ろう祭り応援歌」(作詞=森永用朗さん、作曲=安里隆さん)も披露された。

 通りに飾られた灯籠(とうろう)は約70個。同青年会と石垣小学校の児童で製作され、クリスマスツリーの飾りが入ったものや花をちりばめたものなど、思い思いの灯籠が並んだ。中には、同小学校の敷地内にある井戸水から作られたされた氷灯籠も展示。千葉ロッテマリーンズの石垣島キャンプを応援しようと氷で彫刻されたマスコットキャラクター「マーくん」も展示され、子どもたちが興味津々に触れていた。

 同青年会会長の岡山創さんは「8回続けることができたのも地域の皆様のおかげ。1つ1つの氷灯籠が目立つように灯籠自体に飾りつけをしているが、これからは灯籠だけでなく全体が飾りつけられるようにしたい」と話した。

 祭には多くの家族連れが訪れ、幻想的な光に魅せられていた。

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