石垣の「島野菜カフェ リハロウビーチ」(石垣市真栄里)で3月8日、参加者全員がハトマスクをかぶる異色イベント「ハトナイトin石垣島」が行われた。
もちろん飲食はマスクを外して。シュールな写真の数々を堪能した
東京2回、大阪2回に次ぐ5回目の開催。石垣市の地域デザインプロジェクト「USIO Design Project(ウシオデザインプロジェクト)」でゲスト審査員を務める林雄司編集長率いる「デイリーポータルZ」が主催した。
参加者は当日にハトマスクを購入後、島内でマスクをかぶって撮影に挑みツイッターにアップ。18時から約30人の参加者らが、撮影した写真をスライドで上映しながらトークと飲食を楽しんだ。
写真は海や川平湾、野底マーペー、玉取崎などの景勝地や、鳥や犬、猫、牛などの動物と撮影したもの、ハトに関する施設などを絡めた写真など約100点が紹介された。
林さんと安藤昌教さんは写真を見ながら、「いい景色の無駄遣い」「みんな同じマスクなのに表情が出る」「普段しないポーズを取ってしまう」「マスクの中はきっと笑顔」「一般の観光客が見て見ぬふりをしている」「観光協会でハトマスクツアーを企画したら」などと突っ込みを入れた。
林さんは「デイリーポータルZは何一つ努力せず『夢をかなえる』をテーマにサイトを作っている。この企画は『みんなにも気軽におかしなことをやってもらいたい』という願いから。今後もハトマスク活動を続けてほしい」と締めた。
2人組で参加した20代女性は「川平湾や荒川の滝、米原などを回ってきたが時間が足らなかった。やってみたら面白く、いい思い出になった。ぜひまた企画してほしい」。50代女性は「企画を聞き、無性に参加したくなった。ハトに合わせる服を考えたつもり。人生が変わりそう。クルックー」と答えた。