かりゆし病院(石垣市新川、TEL 0980-83-5600)で5月20日、今井恒子さんを招いて「スマイル・コミュニケーション」勉強会が行われた。同院職員ら約100人が参加した。
今井さんは石垣市出身で高校卒業後に上京し、その後米国に留学した。コンピューター関連会社で勤務後、2001年にIT関連ソフトウエア開発会社「フロッサ」を立ち上げ現在に至る。
「IT業界で働く人は直接あいさつができず、パソコンでする世界。そんな人たちにコミュニケーション能力を高めてもらおうと、スマイル・セラピストの資格を取った」と話し、駄じゃれを紹介して会場を和ませた。
「笑顔の人の周りにはいつも人が集まり、『福』もやってくる。スマイル・コミュニケーションは良い人生を導くツール」と「スマイル理論」を説明。
「スマイルや笑いは健康面でも効果があり、右脳の活性化や記憶力のアップが見込まれる。美容面、メンタル面でもプラスに働く」とメラビアンの法則やザイアンスの法則を紹介した。
コミュニケーションツールとしての具体的なスマイル例も紹介し、話題導入の具体例ではメモをさかんに取る職員も。
「笑顔には特効薬がいっぱい入っている。笑いを味方につけて日々の仕事に生かしましょう」と締めくくった。