石垣市健康福祉センター(石垣市登野城)で6月7日、小学館の子ども向け漫画雑誌「コロコロコミック」のイベント「コロツアースペシャルin 石垣島」を開催した。少女漫画雑誌「ちゃお」イベントも共同開催。
当日は開場前から多くの親子連れで長蛇の列ができた。10時の開場と共にサイン会の整理券をもらい、お目当てのブースに駆け出す子どもの姿も。
出展はタカラトミーが「デュエル・マスターズウデジマンGショット」、バンダイが「妖怪ウォッチ」「アイカツ!」、プシロードが「フューチャーカードバディファイトハンドレッド」、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが「パズル&ドラゴンズスーパーマリオブラザーズエディション」など。小学館のスタッフも15人来島し、多くのスタッフが子どもたちを出迎えた。
コロコロコミック編集長の村上孝雄さんが「ムラ神さま」に扮(ふん)してオープニングセレモニーに登場すると、子どもたちからどよめきが。「宿題を済ませてきたか?」と子どもたちに確認した。中山義隆石垣市長も「コロコロコミックの世界を一日中楽しんでほしい」と呼び掛けた。
「キミは宙のすべて」の作者、能登山けいこさんが「ちゃおまんが講座」を行い、多くの女子児童が目を輝かせてマンガの描き方を学んだ。「よく観察することが大事。手を描くときは、指の太さや長さに注意し、親指の位置でうまく描けるか決まる」「男の子と女の子は分けて書く必要はなく、女の子が描ければ男の子も書ける。眉毛を上げ、まつげを消し、髪の毛をシャープに描けばいい」などとアドバイスした。
参加した宮良夏波さん(登野城小2年)は、「すごくわかりやすかった。帰ってすぐにマンガのキットセットで練習したい」と感想。
開場後1時間で300人が来場、村上さんは「石垣の子どもたちは、礼儀正しく、おとなしめでいい子ばかり。今日は徹底的にこどもたちを楽しませたい」と意気込んだ。