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千葉ロッテが石垣入り 大嶺祐太10勝、翔太80試合一軍定着を

歓迎セレモニーでは花束が関係者に贈られた。一番手前は大嶺翔太選手

歓迎セレモニーでは花束が関係者に贈られた。一番手前は大嶺翔太選手

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 石垣で1月30日、千葉ロッテマリーンズ(以下ロッテ)が2月1日のキャンプインを前に石垣入り、南(ぱい)ぬ島石垣空港に多くのファンが出迎えた。

岡田幸文選手会長(左)、大嶺祐太投手

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 ロッテは1軍、2軍の選手や関係者がJTA73便で来島、18時30分に40分遅れで到着した。空港では地元や本土からのファン、少年野球チームの子どもたち約200人が到着を待った。

 JTA、東バス職員が三線(サンシン)や太鼓による八重山民謡「鷲ぬ鳥(バスヌトゥリ)」を演奏、ファンは到着口から花道を作って選手らを出迎え、選手に声を掛ける様子が見られた。

 多くの選手は感染予防のためにマスクをつけてホテルに向かう車に乗り込んだが、空港での歓迎セレモニーには山室晋也社長、伊東勤監督、山下徳人2軍監督、岡田幸文選手会長、石垣島出身の大嶺祐太投手、弟の大嶺翔太選手が出席した。

 学童野球、真喜良サンウェーブから花束を受け取った山室社長は「今年でマリーンズは25周年を迎える。人間に例えれば石垣島では青春時代を過ごし、エネルギッシュな時とも言える。昨年この場所で大嶺兄弟の活躍を約束し、見事そろってお立ち台に上がることができた。今年は祐太が最低でも10勝、翔太が80試合一軍に出場し定着してもらいたい」とあいさつすると、会場から大きな拍手が起きた。

 千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会の会長である中山義隆石垣市長は「昨シーズンは残念ながら日本一奪還にはならず、島民は悔しい思いをした。今年は暖かい石垣島からチーム力をあげていただき、日本一になってほしい。キャンプ中の台湾との交流戦も楽しみにしている」と激励した。

 セレモニー終了後、祐太選手は「昨年の8勝というプレッシャーがあり、不安の方が強いが、このキャンプでその不安を取り除けるようにやっていきたい」とコメントした。

 花束を渡した内間究さん(真喜良小5年)は、「選手の皆さんが大きくてびっくりした。昨シーズンはクライマックスシリーズで惜しかった。今年は日本一になってほしい」と興奮した様子。

 埼玉県から応援に駆け付けた小島佐知子さんは「キャンプの応援は今回で3回目。祐太投手が中学生の時からのファン。キラリと光る指輪が印象的だった。今年も活躍を期待したい」と話した。

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