石垣で5月7日、ITジュニア育成ワークショップとしてロボット教室が開催された。
同教室は2016年沖縄県委託事業「未来のIT人材育成創出促進事業」の一環で、5年後、10年後の未来にIT関連産業人材を創出促進することを目的に、県内各地で開催されている。主催はNPO法人フロム沖縄推進機構。
ロボットは組み立て式でタブレット端末からモーターやセンサーの動きをプログラム操作できる。与えられた課題に取り組むことで、論理的思考力や問題解決能力を身に付けられるという。
参加した八島小学校4年の金城昂汰(こうた)さんは「何度も失敗したが、繰り返して最後に成功してうれしかった」、平真小学校2年の喜納正直さんは「命令通りに動いた時はうれしかった。大会も出たい」とそれぞれ話した。
WROJapan沖縄ロボット大会2016では、初めての八重山大会が7月31日に開かれる。沖縄大会は8月20日、沖縄県立博物館美術館で開催。優勝者は全国大会へ派遣される。
講師を務めた久松弘幸さんは「ロボットを使い、ものづくりやプログラミングを小さいころから楽しむ経験が素晴らしい未来につながると思う。初開催の八重山大会にも多く参加してほしい」と呼び掛ける。