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石垣に島素材中心の居酒屋 仕入れは5時間かけて島内で

お酒の種類も豊富

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 石垣に4月7日、島素材を使った料理を提供する「虹之助(こうのすけ)」がオープンした。

木作りで落ち着きのある店内

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 場所は沖縄海邦銀行北側の隣、リラクゼーションハンモックの2階。店舗面積は30坪。テーブル7卓とカウンター7席で35人まで対応する。

 オーナーの江口直人(39)さんは大阪出身。16歳から和食の道に入った。初めて石垣島を訪れたのは26歳。海外勤務をするため入社した「クラブメッド」の研修で石垣島の魅力に感動し、そのま同社で働くことに決めたという。

 その後、大阪に戻っても石垣の魅力が忘れられず2013年に移住。地元料理店で働きながら準備を進め、今年開業にこぎ着けた。

 同店では「飽きさせないこと」をコンセプトに、日替わりメニューを多く提供。江口さん自ら毎日5時間かけて島内を回り、食材を仕入れている。

 大ロットでないと仕入れが難しいものは料理人仲間で共同購入も行い、石垣牛や美崎牛、もろみ豚、石垣黒鶏の提供を可能にしている。「大変な労力だが、仕入れで走り回りながら今日のメニューを考え、お客さまの反応を想像するのがとても楽しい」と江口さん。

 お薦めは日替わりメニューで、定番メニューでは「石垣牛あぶりユッケ」(950円)、「もろみ豚の焼き餃子(ギョーザ)」(700円)、「黒鶏のあぶり刺し塩ポン酢」(850円)、「島ダコの石焼き焼きしゃぶ」(950円)、石垣パイナップルを使った「生しぼりサワー」(600円)などが評判という。

 島の定番メニュー「島らっきょうの天ぷら」(650円)、「グルクン唐揚げ」(700円)、「カーリーフライ」(580円)、「豆腐チャンプルー」(700円)なども提供。「八重山そばと明太子(めんたいこ)のカルボナーラStyle」(700円)や「じーまみー豆腐のバニラアイスのせ」(450円)など、珍しい料理も用意する。

 営業時間は17時~24時、月曜定休。

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