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石垣市公設のマーペー学童クラブが移設 小学校内から地域の公民館へ

壁には子どもたちが描いたタペストリーも

壁には子どもたちが描いたタペストリーも

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 石垣島北部にある野底小学校内に設置してあった学童クラブ「マーペー学童クラブ」が4月1日、多良間公民館(石垣市野底)に移設して存続することとなった。

 昨年4月13日に野底小学校のランチルームを利用して始まった同学童クラブは、石垣市で第一号となる公設・民営方式を採用した学童クラブだったが、ランチルーム使用の協定が終了し、同小から徒歩5分程度の多良間公民館に場所を移した。運営は引き続き保護者会が行っている。

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 指導員の多部康裕さんは「ランチルームが使えないことになり、どうなることかと思っていたが、地域住民の方のご好意で、こうして多良間公民館を使わせていただくことになり、子どもたちの安全・安心な居場所作りが継続できて良かった。本年度は利用児童も増えて、にぎやかに伸びやかに子どもたちは過ごしている」と喜んだ。

 瀧川覚理(さとり)さん(同小6年)は「学童に来るのが前よりも楽しくなった。友達と一緒に歩いてくるというのも楽しいし、学童に居ると宿題もはかどる。ランチルームに居たときと違って、床に直接座れるところがあるのもいい」と話した。

 保護者会会長の志田奈穂(なお)さんは「子どもの足で学校から移動してくるのはちょっと大変になったが、子どもたちの自由度が増したと思う。放課後児童健全育成事業の補助金をもらった運営で、初年度は手探り状態になってしまい会計・事務手続きがとても大変だった。2年目に入ったので、保護者会の負担が軽減されることを望んでいる。今、学童を利用している子どもたちだけでなく、本当に安心・安全な居場所を必要としている子どもたちが、誰でも利用しやすい環境になるようにできたらいいなと思う。小学生だけでなく、中学生や高校生など地域の子どもたちが誰でも利用できるようにする方法はないか模索したい」と語る。

 昨年度は野底地区の子どものみを受け入れていたが、本年度は他地区からの児童も受け入れ可能となっている。問い合わせは同クラブ(TEL 080-6485-1870)まで。

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