石垣港離島ターミナル近くにある複合飲食施設「石垣島ヴィレッジ」（石垣市美崎町）に、メキシカンバル「TACORIA(タコリア)」と、串の天ぷら酒場の「天琉(てんりゅう)」がオープンして4か月が経った。運営は沖縄料理店やアジアンバルなどを展開するウィルビー（東京都渋谷区）。

「石垣島ヴィレッジ」外観

　同社は、TVドラマ「孤独のグルメ」でも取り上げられた東京・中目黒の沖縄料理店「草花木果(そうかぼっか)」などの飲食店を展開している。石垣島との繋がりで、新名所となっている「石垣島ヴィレッジ」に2店舗同時にオープンした。

　メキシカンバルの「TACORIA』(タコリア)」では、沖縄酒造メーカーであるヘリオス酒造のラム酒を使ったモヒートのカクテルや、樽詰め生スパークリングワインなどを飲みながら料理を味わえる。タパス（300円・500円）、タコス（300円～）、石垣タコライス（850円）、美崎牛のファフィータ（1,850円）、グルクンのフィッシュ＆チップス（680円）を用意する。

　串の天ぷらの「天琉(てんりゅう)」では、ゴーヤ、島らっきょう、おおたにわたりなど石垣島の旬の野菜や、石垣島で育てられた車エビなどを串に刺して天ぷらを提供。串天（100円～）、ラフテーの天ぷら（200円）、スパムの天ぷら（120円）などを提供。〆の八重山天ぷらもずくそば（1,050円）も好評という。

　2店を運営する店長の仲山勝さんは「オープン後、多くの来店者があり感謝している。観光客や市民のみなさんに支えられた4か月だった。これからも感動していただる石垣の味を提供していきたい」と抱負を話す。

　営業時間は15時～24時。水曜休館。