「八重山そば選手権グランプリ発表会」が11月6日に行われ、八重山そば部門は「八重山そば処(どころ) 小松」(石垣市大川)が連覇し、オリジナル汁そば部門は「かふぇ て~どぅん しだめー館」(竹富町竹富)がグランプリに選ばれた。
オリジナル汁そば部門でグランプリの「かふぇ て~どぅん しだめー館」
「八重山そば」の認知向上と販路拡大を目的に開かれた同選手権。沖縄県飲食業組合八重山支部、八重山調理師会、金城製麺所、荷川取食品、琉めん食品工業などで編成される八重山そば選手権実行委員会が主催する。今回は42店(58エントリー)が参加して味の競演を繰り広げた。
一般客の投票によって決定されるシステムで、期間中に1万1000票が投じられてグランプリが決定した。八重山そば部門は、グランプリ=「八重山そば処 小松」(石垣市新川)、準グランプリ=「ひでちゃん食堂」(川平)、3位=「ながくら」(石垣)。グランプリを獲得した「八重山そば処 小松」は昨年に続き2連覇となった。
オリジナル汁そば部門は、グランプリ=「かふぇ て~どぅん しだめー館」(竹富町竹富)の「もずくぞば」、準グランプリ=「石垣島 八重山そば処 茶房うふた」(石垣市大浜)の「三枚肉そば」、3位=「川平公園茶屋」(川平)の「ソーキそば」。
同実行委員会の大野等委員長は「今年も昨年同様、多くの店に参加してもらい、発表会も含めて盛況で行うことができた。各店独自の工夫で盛り上げてもらい有意義な選手権だった」と振り返る。「第1回の上位店舗が評価を受けたことからも、安定しておいしいのだなと改めて思った」とも。