「ホテルニラカナイ西表島」(竹富町上原)が11月1日、限られた期間の日没後1時間しか見ることのできない「ヤエヤマボタル鑑賞ツアー」の概要を発表した。
島の面積の9割が亜熱帯の原生林で覆われている沖縄県八重山諸島西表島。ヤエヤマボタルは、八重山諸島にのみに生息する体長5ミリの日本で最も小さいホタルで、日没後の1時間しか光を発しないという貴重な品種。
同ホテルでは毎年、「ヤエヤマボタル鑑賞ツアー」を実施。人気が高く、問い合わせも多い。観賞場所は同ホテルから車で15分ほどの森の中で、日が沈み、森が暗闇に包まれるころになると、数千~数万匹のヤエヤマボタルが姿を現し光り輝く。その光景は「まるでイルミネーションのよう」と感動する人も多いという。
同ホテル・アクティビティデスクの小滝健太郎さんは「初めて見て、あまりの美しさに感動し毎年この時期に見に来られる方、自分で飼われているホタルより小さく細かく点滅するためイルミネーションのようだと話される方などがいる。西表島の新しい魅力になりつつある」と話す。
ツアーは2017年2月20日~4月20日の期間中に行われるが、天候や森の状態などから実施しない日もあり、宿泊予約時に確認が必要。ツアー開催時間は日没。料金は、大人=2,200円、子ども=1,700円、幼児=1,100円。