石垣島藤枝の赤崎の水田に11月27日ごろからオオハクチョウの成鳥1羽、幼鳥2羽が飛来し話題となっている。
渡り鳥のオオハクチョウが飛来する地域は主に東北地方。石垣島で確認できることは珍しい。石垣市立川平小中学校で教頭を務める網敷(あみしき)昌弥さんに、同校で稲作体験活動を行っている大濵永太郎さんから「赤崎の水田に白鳥が来ている」と連絡が入った。網敷さんが観察に行くと、強い風と雨が降る中、3羽は餌を取ったり羽繕いをしたりして過ごしているのが確認できたという。
網敷さんは「私たちにとっては肌寒い気温も、北国から来たオオハクチョウたちにとっては過ごしやすいのかもしれない。白鳥を見るのは大変珍しく、石垣でくつろいでもらえれば」と話す。