琉球交響楽団室内アンサンブルは1月15日、石垣市民会館中ホールで演奏会「Music For Smile」を開催する。
今回の公演は「素敵なサウンドと感動を!」をコンセプトに、クラシックの名曲からポップス、映画音楽までさまざまなジャンルの音楽を演奏。直井大輔さんが指揮する13人編成の琉球交響楽団室内アンサンブルが演奏する。
中でも、「サウンドオブミュージック・メドレー」や「威風堂々」は同楽団の得意の楽曲で、聞き応えがある。「オーケストラで紡ぐ沖縄民謡の読み聞かせ」「沖縄版桃太郎(むむたるー)」などの曲も演奏する。
2001年3月に設立された同楽団。今年で16年目を迎える沖縄県のプロオーケトラで、楽団員は地元沖縄で活動している演奏家で構成。年2回の定期演奏会、小・中・高校で音楽鑑賞会を行っている。
オーケストラをより身近に楽しんでもらうため、2015年より「0歳児からのコンサート」や、今回も演奏する「オーケストラで紡ぐ沖縄民話絵本の読み聞かせ」を開始。県民に親しみ愛される交響楽団を目指している。
当日は、事前申し込みが必要な「手作り楽器体験ワークショップ」(14時~15時)、「プロ奏者による講習会」(15時30分~15時45分)が開催されるほか、開演前ロビーでは「ウェルカムミュージック」(16時~17時)も予定する。
同楽団の田中孝子さんは「今回は、ゲストに川平孝子さんをお迎えし、石垣の『すまむに』とオーケストラサウンド、大きな絵による読み聞かせ『沖縄版 桃太郎(とーむんたる)』を演奏する。地元の方と音楽を通した交流として、石垣中学校、八重山高等学校、石垣フィルハーモニー管弦楽団との共演も見どころ。石垣島が誇る偉大な作曲家の宮良長包の作品も取り上げるので聞いていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は16時~17時。参加無料。「手作り楽器体験ワークショップ」と「プロ奏者による講習会」の申し込みは同楽団(TEL 090-9783-7645)まで。