石垣島地方気象台は6月22日11時、梅雨の時期に関する沖縄地方気象情報で、「沖縄地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した。
沖縄地方の今年の梅雨入りは、5月13日ごろ。梅雨入り以降は梅雨前線が沖縄・奄美付近に停滞する日があり曇りや雨の降る日が多くなつた。梅雨明けが発表されたことで今年の梅雨の期間は40日。期間内の降水量は、沖縄本島地方は平年の約180~230%、大東島地方は平年の約160%、先島諸島は平年の約60~90%だった。平年と比べて1日早く、昨年に比べて6日遅い梅雨明けとなった。
八重山地方でも梅雨明けを象徴するような天候となり、夏の到来を感じさせていた。各ホテルやダイビングショップ、観光施設などでは夏の観光客からの予約受付や受け入れの準備が始まり忙しい。気象台によれば、向こう1週間、沖縄地方は高気圧の影響でおおむね晴れが続くと見込まれている。