日本郵便沖縄支社は八重山の風景を題材にしたオリジナルフレーム切手5種を発売し、8月7日、石垣市長へオリジナルフレーム切手3種の贈呈式を行った。
発売されたオリジナルフレーム切手は石垣市が題材の「石垣島川平湾の風景」「石垣島川平湾の海の生き物たち」「国立公園石垣島平久保半島のサガリバナVer.2」3種と、竹富町が題材となった「花と赤瓦の美しい島 竹富島62」「波照間島の星空―美しい星空の島―」の2種。
サガリバナと竹富島の写真を提供したのは、八重山諸島の自然や風俗・祭祀(さいし)などを撮り続けるカメラマン大塚勝久(しょうきゅう)さん。大塚さんは「八重山の魅力は何と言っても花と星空にあると思う。サガリバナは平久保半島の大群落以外にも伊原間や、西表島にも群落がある。夜の観光としての魅力があるのではないか」と話す。
川平湾の風景写真を提供した北島清隆さんは「ドローンを使ってグラスボートがいない状態のいい写真が撮れた。川平湾の景色は美しいと思う」と話す。
石垣市の中山義隆市長は「これまでにも勝る石垣島らしいフレーム切手だと思う。写真が素晴らしい。石垣市の観光資源になれば」と話した。
川平湾の2種と竹富島のフレーム切手は62円切手10枚で1シート1,200円、サガリバナのフレーム切手は82円切手10枚で1シート1,350円、波照間島の星空のフレーム切手は82円切手5枚と62円切手5枚で1シート1,300円。いずれも八重山管内の郵便局15局と沖縄本島4局での限定販売となる。