八重山経済人会議(大浜一郎代表幹事)が12月1日、市内のホテルで創立20周年の記念講演会を行った。
講演会は「八重山の国際化と国境、そして未来」をテーマに元県知事で株式会社りゅうせき参与の稲嶺恵一さんと東海大学海洋文明学科主任教授の山田吉彦さんが登壇した。
稲嶺さんは、尖閣諸島の歴史的な事実やクルーズ船について講和。「尖閣諸島にはかつて最大248人が住んでいたとし、中国に対しては事実をしっかりと発信することが重要」と話した。
山田さんは、「八重山の地政学的な重要性について、貿易や海洋資源の観点から説明。この地域が継続して発展していうことが重要」と話した。
代表幹事の大浜さんは、「八重山経済人会議を設立した目的や実績を紹介、20年前は青年だったが、今は中年。皆さまの協力ご指導のもと20周年を迎えることができた。今後も八重山の発展に向けて尽力したい」と話した。