石垣島在住のシンガーソングライター池田真作さんが12月16日、JAZZ BARすけあくろ(石垣市大川)で大忘年会ライブ「Last Best Selection」を開催した。
関西ツアー「カラボレーション」のライブスタイルで演奏する池田真作さんと幸枝さん
池田さんは、今年2月に自身3枚目となるCDアルバム「Best Selection」を8年ぶりに発売。沖縄本島でのCD発売ライブをはじめ、関西でバイオリニストのSHOGOさん、フルート奏者の幸枝さんとライブツアー「Colorboration(カラボレーション)」を行ってきた。ツアーの締めくくりにと今回、本拠地である石垣島で大忘年会ライブを行った。
SHOGOさんは急きょ参加できなくなったが、幸枝さんがゲスト参加。池田さんのオリジナル曲を中心に、幸枝さんのオリジナル曲のソロも披露した。
「2年前に同ライブハウスで行った単独ライブの後からアルバムの制作に取り掛かった経緯から、最後の締めくくりの会場はここだと決めていた」と池田さん。「7人編成という初めてのバンドスタイルだったので不安もあったが、大満足な出来になった。来年に向けて新しい取り組みをしていきたいと、自分の中でいい雰囲気がつくれた」と振り返る。
幸枝さんは「とにかく楽しいライブになった。自分のオリジナル曲はブラジル音楽なので、バンドさんに少し無理させたが、いい感じになってよかった」と話す。
石垣島での幸枝さんのライブには毎回参加しているという70代の女性は「幸枝さんと池田真作さんの『カラボレーション』で、ラテンフルートの女王という幸枝さんの別の面も見ることができて、さらに魅了された」と話す。
池田真作さんのファンで、このライブのために石垣島に来たという東京在住の60代男性は「真さんも大好きだが、バックバンドが石垣島のトップミュージシャンたちだったのでぜひにと駆け付けた。期待通りにいいライブで、とても価値のあるライブだった」と話す。