東京五輪を応援する目的で日本セーリング連盟が行っている日本一周応援フラッグがNPO法人八重山ヨット倶楽部に付託され、17日午前に台湾へ向けて出港した。
同リレーは東京オリンピックを成功させようとの思いをフラッグに託すプログラムで、九州・沖縄バージョンは種子島ヨットレースでスタート。全国のヨットレースなどをリレーしながら寄せ書きを行い、セーリング競技会場の江の島を目指す。
今回、第17回台琉友好親善国際ヨットレースへ出場する未来叶艇(ニライカナイ)が石垣島から台湾、宮古島までリレーする。
同倶楽部理事長の深見和壽さんは「日本最南端のヨット倶楽部から国を超えてフラッグがリレーされることは、東京五輪を盛り上げていく上で大変意義深い。小さな島から全国へ届くように応援したい」と意気込んだ。
クルーとして乗り込む最年少の喜納かなんさん(平真小6年)は「自然の風を感じながら楽しんで行きたい。台湾では国際交流が楽しみ」と話した。
フラッグへは中山義隆石垣市長も記名し、18日にレース出発地の台湾・基隆へ到着、21日9時(日本時間)に宮古島へ向けて出港する。