石垣島のライブハウスCITY JACK(石垣市美崎町)で6月7日、東京のバンドDRE-HAVEを迎えて「真夏のぶがりのぅしライブ」が行われた。
シンガー・ソングライターの池田真作さんのバンドにギタリストのテルボーさんが加わった
「ぶがりのぅし」とは、八重山の言葉で「疲れ治し=打ち上げの飲み会」の意味。小浜島在住のミュージシャンつちだきくおさんが、毎年11月に東京の赤坂グラフィティで「八重山大ぶがりのぅしライブ」を開いている。今回は、東京でのぶがりのぅしライブに毎回出場しているDRE-HAVEメンバーが八重山に来ることに合わせ、同ライブを開催した。
参加したのは出演順に、Naomi & K-sai with T、池田真作さん、BLACK RAIN、石垣ひろきみさん、ミネオモチ、DRE-HAVE。
DRE-HAVEのリーダーShin-Chanさん(54)は、2001年に小浜島でつちださんの元で7カ月間過ごしたことが縁で、東京のぶがりのぅしライブに毎年参加している。17年ぶりに小浜島と石垣島を満喫した。「念願かなって八重山に来ることができてよかった。帰る前の日にこんなライブができてよかった、八重山は変わっていない。島のミュージシャンたちも温かい」と満足していた。
コーラス・キーボードのMomo(27)さんはShin-Chanさんの娘。「東京のぶがりのぅしライブで八重山の人たちと仲良くなっていたので、来たいと思っていた。ステージはとても気持ちいい」。ボーカルのNanaさんはMomoさんと高校生の時からガールズバンドを組んでいるという。「八重山の人たちはみんな温かくて、小浜島でも楽しかった。また遊びとライブに八重山に来たい」と話す。
地元ミュージシャンの40代男性は「11月の東京でのぶがりのぅしライブが定着してきたので、夏は八重山でというのも毎年開催できるといい」と期待する。