平久保校区に子どもを増やそうプロジェクトの第1弾として「平久保校区チャリティー祭り」が7月7日、盛大に開催された。主催したのは同行保護者が組織する実行委員会。
同校校区には、現在小学生5人幼稚園生2人と児童数が減少し、教員数も昨年の5人から3人に減数され、さらに今後入学予定の子どもも少ないことから、同校区4世帯の保護者が「平久保校区に子どもを増やそうプロジェクト」を立ち上げた。
メイン会場となったセブンカラーズ石垣島の前にあるビーチで、与那国馬の引き馬体験、沖縄伝統船サバニに乗るサバニライド、水上バイクで牽引するバナナボートのアクティビティーには、たくさんの親子連れが参加した。レストランでは、「八重山そば冷製パスタ風」と「夏野菜の特製カレー」が提供された。
初めてバナナボートに乗った8歳の女の子は「海の水が目に入ったり、ボートが浮き上がったりして最初は怖かったけど、ビュンビュン進むのがとても楽しかった」と話す。沖縄の伝統船サバニに乗った30代女性は「こんなにサバニが早く進むとは思っていなかった。海の上を滑るように走るのでとても涼しくて気持ちいい。海から見ると島の景色も違って見えたのも楽しかった」と話す。
同プロジェクト実行委員長の吉田友厚さんは「天気にも恵まれ、みんなに楽しんでもらえて良かった。秋口には第2弾をできるようにしたい。何をやるかはこれから皆で考えたい」と話した。