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石垣の名蔵湾で「ムーンボウ」観測 地元在住の写真家、2年ぶりに撮影成功

石垣の名蔵湾で撮影されたムーンボウ(撮影=北島清隆)

石垣の名蔵湾で撮影されたムーンボウ(撮影=北島清隆)

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 石垣で7月1日0時53分、月の光により生じる「ムーンボウ(月虹)」が現れ、石垣島在住の写真家・北島清隆さんがその様子を写真に収めた。

 ムーンボウは、月の光が大気中の水滴で屈折して虹となって見える現象で、満月の夜などに多く見られる。

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 撮影場所は、石垣島の南西部に位置する名蔵湾。北島さんによると、天候が不安定で雨が降りやすい時期なら見られる可能性があるという。「ハワイで観測されるなら石垣島でも見られるのでは思い、2016年の雨が降る満月の夜に初めて撮影に成功した。目視では白いアーチだったが写真にすると虹色となっていた。当時、興奮でシャッターを押す指が震えたのを覚えている。今回も同じような条件だったのでカメラを構え、月の位置がかなり高かったので出現しにくい条件ではあったが、水平線ギリギリに虹が出てくれた」と話す。

 前回、2016年に現れたムーンボウは石垣島天文台も観測に成功しているが、それ以前に確認されたのは2012年。とても珍しい現象のため、ハワイ諸島のマウイ島ではムーンボウを見ると「幸せを招く」「願いがかなえられる」と言い伝えられている。