石垣で8月11日~19日、夏の恒例イベント「南の島の星まつり2018」が開催される。
星空を観光資源の一つとしてPRし、星空に親しむことで科学的関心や自然環境への意識を高めてもらおうと開く同イベントは今年で17年目。人気歌手によるライブや島内の明かりを一斉にライトダウンして八重山星の会による解説を受けながら満天の星空を眺める「星空観望会」、専門家らによる天体に関する講演会などを展開する。
18日18時からは目玉企画の「ライトダウン星空観望会&夕涼みライブ」を行う(17時開場)。出演アーティストは石垣市観光大使の夏川りみさんをはじめ、Skoop On Someday、オオザカレンジkeisukeさんなど。石垣島一斉ライトダウンは21時から行う。
19日は、南の美ら花ホテルミヤヒラで東京大学・生駒大洋准教授による「ジュピター~海をもたらした木星の謎に迫る」、国立天文台台長・常田佐久教授による「太陽と惑星と生命と」と題した記念講演を開く。
11日~19日は石垣島国立天文台で「天体観望会」「4D2U(4次元デジタル宇宙)シアター」、12日はVERA石垣島観測局の特別公開、14日・15日は石垣島地方気象台の見学会なども行う。
今年から、西表石垣国立公園が国内で初めて国際ダークスカイ協会認定の「星空保護区」となったことをきっかけに、フォトコンテストの撮影エリアは八重山諸島に広げた。