島の素材を使ったアクセサリー作品展-八重山の自然をコンセプトに

マーメイドの花城勤子さん。アクセサリーのほかに石垣の塩とオリーブオイルで石鹸も作っている。

マーメイドの花城勤子さん。アクセサリーのほかに石垣の塩とオリーブオイルで石鹸も作っている。

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 島の素材を使いアクセサリーを制作しているマーメイド(石垣市大川、TEL 0980‐82‐3115)の花城勤子さんは3月25日~27日、「木工アクセサリー作品展 木々の輝き」を石垣市立図書館展示室で開催した。

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 花城さんは「マーメイドとして独立してから5年。いつもお客さんに助けられてきた。そんな感謝の気持ちと5年目の節目ということで作品展を行うことにした」と説明。アクセサリーはリュウキュウコクタンやギンネム、オオハマボウの素材を使い、夜光貝などを組み合わせて制作したもので「島の素材を使って、八重山の自然をイメージできるような作品作りをコンセプトにしている」(同)。

 展示品は、イルカやマンタ、人魚のしっぽをかたどったペンダントや小浜島の結願祭の奉納舞踊からイメージして作られたネックレス「はぴら(方言で蝶の意味)」、コクタンに夜光貝の螺鈿細工を施し天の川をイメージしたネックレス「てぃんがーら(方言で天の川の意味)」、愛と平和のシンボルである鳩の羽をモチーフにしたかんざしなど約30点。

 「コクタンは黒い芯ができるまでに30年かかり、とても硬い木なので昔から三線の棹(さお)にも使われている。棹を作る際に出る余材や民家の修復の時に出る古材を主に使って作っている。古材をアクセサリーとして再生させたい」と花城さん。

 また、花城さんが撮った写真も展示。「産業まつりにも出展を予定しており、新しい作品も考えている。長く身に着けていただけるようなアクセサリーを作っていきたい」と意気込みをみせる。

マーメイド石垣在住の作家5人が作品展-「八重山の自然」テーマに(石垣経済新聞)

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