石垣島に在住する世界的なミュージシャンのPaulo Vargas（パウロ・ヴァルガス）さんが、世界的に活躍するクライド・W・ウィリアムス・ジュニアさんとザック・クロクサルさんを招き、10月26日～28日に石垣島で音楽イベントを開催した。

ビーチフェスタでのライブの様子。親子連れも多く参加した

　ブラジル出身のパウロさんは、あらゆるジャンルの曲を演奏できるドラムスとパーカッションのミュージシャンで、毎年石垣島にトップミュージシャンを招きライブイベントを開いている。

　ボーカルのクライドさんとベーシストのザックさんのほか、地元石垣島で活動するギターの知念孝行さんとキーボードの西島本聡さん、サックスのヨースト・デールマンさんも加わったバンド編成で行った。

　26日・27日はシティージャック（石垣市美崎町）で「80's Soul Night～世界レベルの歌と演奏で、今夜よみがえる黄金の80年代洋楽シーン～」、28日には「SUNDAY SUNSET BEACH FESTA～ボクもわたしも、パパママおじいおばあも、みんなで行こう！～」と題してTHE BEACH TERRACE（石垣市新川）で開催。28日は地元で活躍するシンガー・ソングライターのリカ・トゥモールさんと石垣喜幸さんのほか、三線のカナハラトシユキさんやキッズダンスやベリーダンスも出演した。

　26日・27日に参加した40代女性は「こんな本格的ないい音楽にとても感動した。1日だけのつもりが、2日目も来てしまった。パウロさんのメロディを奏でるかのようなドラムに、クライドさんの声とバンドの音が乗って素晴らしかった」、28日に参加した50代男性は「音楽がいいのはもちろんだが、ダンサーの出演もあり、こういう雰囲気はいい。また続けてほしい」と話した。

　パウロさんは「天気も良くサンセットもよかった。いろいろと1人でやるのは大変だったが、みんなが来てくれて楽しめてよかった。石垣島の人のために楽しいイベントを今後も作っていきたい」と話す。