島の素材にこだわった島料理の居酒屋-元ホテル調理師が開業

市役所通りから公設市場への抜け道沿いにある「島料理みぃふぁいゆ」。民家をイメージした赤瓦が目印

市役所通りから公設市場への抜け道沿いにある「島料理みぃふぁいゆ」。民家をイメージした赤瓦が目印

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 島の素材を使った料理を提供する居酒屋「島料理みぃふぁいゆ」(石垣市大川、TEL 0980‐88‐8849)が3月26日、あやぱにモール近くにオープンした。

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 店舗面積は約15坪、席数は25~30席。赤瓦と木目調の店内は、改装に4カ月をかけた。店長の山田幸二さんは「民家をイメージしている。お客さんがゆっくりできるようにしたかった」と話す。山田さんはホテルで調理をしていた。「ホテルの調理と違い、店は自分が主体となる。ほとんど自分でやるので大変だが、店を持つことが夢だった」(同)。店名の「みぃふぁいゆ」は石垣島の方言で「ありがとう」の意味。

 メニューは、島の野菜や魚などの素材を使った島料理がメーン。「石垣牛タタキ」(1,500円)や「近海魚のマース煮」(1,300円~)、「イカ墨チャーハン」(800円)、「アーサの天ぷら」(580円)を用意。「マース煮はその日にとれた新鮮なミーバイ(方言でハタ類の意味)やミミジャー(方言でヒメフエダイの意味)などを使う」(山田さん)。そのほか、マグロの頭を煮込んだ「瞳ちゃん」(550円)や「オオタニワタリ味噌炒め」(730円)など。「島料理は定番だが、一番親しみやすくおいしいと思う。島の素材を使っておいしい料理を提供したい」と山田さん。

 ドリンクメニューは、オリオン生ビール(500円)、ヴァイツェンやマリンビールなどの石垣島地ビール(各700円)、石垣島の泡盛(グラス=400円、三号瓶=1,500円、一升瓶=4,000円)、古酒(グラス=700円、ボトル=5000円~)、アサヒタルハイ(各500円)、ソフトドリンク(300円~)など。

 山田さんは「今は地元のお客さんが多い。位置的に公設市場への抜け道のような通りにあるので、観光客の方にも目につくと思う。お客さんに愛されて、長く利用してもらえる店にしたい」と意気込みをみせる。

 営業時間17時~24時。水曜定休。

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