アートホテル石垣島（石垣市大川）1階ギャラリーで、島の木や植物を使った伝統民具の展示販売会「島の手仕事展～第2章 くらし（民具/木工品）～」が開催されている。

「島の手仕事展」の展示作品

　地域に根ざした文化的アプローチを目的とした「ART BOOK」シリーズを展開している同ホテル。イベントは、その一環で開いている。人気の島の手仕事展は今回で3回目。今回は3つのテーマを2カ月ごとに分けて開催。11月の第1章「やちむん（焼き物）」に続き、第2章として「くらし」をテーマに八重山の亜熱帯で育つ植物や木などを使って受け継がれてきた民具や木工品などの伝統工芸作品を展示している。15の製作所と工房から集まった器やかご、昔ながらの玩具、三線、お面など、自然と共生する知恵を生かした作品を見ることができる。

　開催時間は7時30分～21時45分。入場無料。第2章は1月30日まで。続く第3章は来年2月2日～3月30日、「染と織」をテーマに開催する。