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新庁舎の赤瓦調達で石垣市がクラウドファンディング開始

新石垣市庁舎の外観イメージ

新石垣市庁舎の外観イメージ

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 石垣市と石垣市のふるさと納税業務を受託しているフューチャーリンクネットワーク(石井丈晴代表)は、12月25日よりふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のクラウドファンディング(CF)を活用して寄付の募集を開始した。

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 石垣市は築後50年が経過した現石垣市庁舎(美崎町14)の老朽化や狭隘化、バリアフリー整備不足などに対応するため、旧石垣空港跡地(真栄里668)への移転計画を進めている。新庁舎の建築概要は地下1階地上3階建て、延べ床面積は1万5000平方メートル。新庁舎設計では沖縄の伝統的な赤瓦屋根を採用しており、約12万枚の赤瓦が必要となる。赤瓦屋根の施工費は2億円が見込まれており、今回のCFでは赤瓦調達と施工費の一部に充てるため250万円を目標に設定している。寄付者にはお礼の品として建築設計を手掛ける隈研吾さんの直筆サイン入り感謝状やみんさー織物、ポストカードなどを用意する。

中山義隆石垣市長は「新庁舎は伝統的でありながらも独創的なつくり。島材をふんだんに使ったこの庁舎は、郷土の魅力やアイデンティティを受け継ぎ、石垣島の未来へ繋ぐレガシーとなる。ぜひご支援賜りたい」と呼び掛ける。

受け付けは2021年3月24日まで。新庁舎の完工・供用開始は2021年を予定。

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