冷凍フルーツ販売とフルーツスムージーのテークアウト専門店「KOPPARI(コッパリ)」(石垣市平得)が4月1日、石垣の産業道路沿いにグラウンドオープンした。
店主の宇根和孝さん(25)は石垣島出身。新型コロナウイルスの影響で流通が低迷し在庫を抱える地元農家の現状を知り、2020年8月に農産物の冷凍事業を立ち上げ、オンラインでの冷凍フルーツ販売を開始。今年3月1日から実店舗をプレオープンし、冷凍フルーツ販売と同商品を使ったフルーツスムージーのテークアウトを始めた。店名の「KOPPARI」(コッパリ)は、石垣島の言葉で「凍る」「固まる」を意味する。
「特殊な機械も使った瞬間冷凍により、フルーツの細胞を壊さず鮮度を保ったまま保存することができる。一年中石垣島の新鮮なフルーツを楽しんでもらえれば」と宇根さん。特殊冷凍装置は宇根さんが大学在学中にインターンで勤務していたデイブレインク(東京都品川区)から導入したという。
店舗で販売しているスムージーはパイナップル、マンゴー、バナナ、ドラゴンフルーツなど多種類のフルーツにサトウキビやゴーヤーなどを組み合わせた8種類。価格は各500円。スムージーに使っているフルーツパックや業務用のカットフルーツは受注生産のため、オンラインショップまたは電話(TEL 080-8952-7405)で要予約。
営業時間は10時~16時。木曜定休。