八重山みんさ・八重山花織展示会2022みね屋イズム展示会が1月8日・9日、石垣市民会館展示ホールで開催された。主催はみね屋工房(石垣市新川)。
みね屋工房制作の疫病を退治する「アマビエ」をイメージした制服でPRに参加した第42代ミス八重山と高嶺さん
同展示会は2021年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業の一環として実施。2日間で約100人が来場した。福木色と藍色のグラデーションが施された着物帯や布になる前の状態の糸をサンゴや花に見立てたオブジェなど約100点のほか、今回が初制作となる『織らないみんさオブジェ』も展示した。
同工房の高嶺幸子さんは「展示会は新商品の開発の機会。皆さんにみんさ織を知ってほしいという思いもあって開催した。『織らないみんさオブジェ』は織る途中でしか見ることができない状態を新たな商品としてお披露目した」と語る。来場者の男性は「海を表現した新作のオブジェは、糸で細かいところまでリアルに表現していて目を引かれた」と話した。
みね屋工房は1980(昭和42)年創業。同社制作の制服を着た第42代ミス八重山3人もPRに参加した。