白保中学校は7月4日、白保竿原の浜(石垣市白保)で魚垣漁体験学習「魚垣漁大作戦」を行った。
同魚垣は白保の子どもたちが海の体験学習を行う目的で、「白保湧く海保全協議会」が2006年10月に沖縄県知事の認可を受けて復元したもの。白保中の生徒はこの日に向けて、土曜・日曜を利用して3回の魚垣修復作業を行ったという。
当日、生徒たちは網にかかった魚の獲り方や獲った後の手順の説明を受け、手に軍手をはめて漁を開始した。元気よく海に入り、網を持ち上げながら、かかった魚がいないかを確認していく生徒たち。魚を見つけては歓声を上げていた。獲った魚は1匹ずつ計測・記録。その後、生徒たちがうろこを取り、魚をさばいた。慣れた生徒もいれば、初めて魚に触った生徒もいて、終始ににぎやかだった。
この日獲れた魚は77匹。昨年が19匹だったことから「大漁」となり生徒は大喜び。白保中生徒会長の垣花勇貴くんは「去年よりもたくさん獲れたのでよかった。自分はオジサン(カタカシ)を獲った」、柳澤かずほさんは「魚を獲るのは苦手だが、小さい魚から大きい魚までたくさん獲れて良かった」と感想を述べた。
さばいた魚は魚汁に調理され、白保湧く海保全協議会や父母など参加者全員で試食。自分たちで獲った魚を食べながら、生徒たちは満足げな顔だった。
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