27年ぶりにいしゃなぎら結願祭-ミルク面、扇子旗頭を新調

結願祭を行うにあたり新調されたいしゃなぎらのミルク面。

結願祭を行うにあたり新調されたいしゃなぎらのミルク面。

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 27年ぶりに復活した「いしゃなぎら(石垣)結願祭」が10月26日、宮鳥御嶽(うたき=聖域)で行われた。

ミルク面とともに新調された扇子旗頭

 結願祭は農作業をしている間に行われる祈願の結びの儀式で、今年の豊穣に感謝し、来年の五穀豊穣と地域住民の無病息災を祈る伝統行事。いしゃなぎらでの結願祭は過去、1895年、1923年、1950年、1981年に4回行われたことが分かっている。今回伝統を継承しようと27年ぶりに復活した。

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 結願祭を行うにあたりミルク面と扇子旗頭を新調。当日は慶事にだけ登場する扇子旗頭を先頭に、太鼓隊、ファーマー(子や孫)を従えたミルク、婦人による「キヤリヌザイ」の踊り、いしゃなぎら棒術隊などの行列が町内を練り歩いた。沿道には復活した旗頭とミルクを見ようと大勢の人が集まり、カメラにその姿を収めようとする姿も。行列の中には祝いもちを積んだ「ゆがふ花車」もあり、アンガマのウシュマイ(お爺)とンミー(お婆)、山崎ヌアブジャーマ(女好きなお爺の名前)がユーモアな動きで祝いもちを観客に振る舞った。

 行列が宮鳥御嶽に戻り、正午から奉納芸能が行われた。結願祭のみで披露されたという「入鼓の手」と呼ばれる太鼓が行われたほか、婦人による「キヤリヌザイ」の踊りには「結願ウンゲーリィ」が登場した。また緑ヶ丘保育園の旗頭や巻踊り、ツナヌミンも奉納された。

 来年の豊穣を願い、復活に喜び、祭りは日が暮れるまで行われた。

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