石垣で泡盛を使ったカクテル・コンペ-最優秀グランプリは宮良さん

八重山の泡盛を生かしたオリジナルカクテルで競い合う「八重山アワモリ・カクテルコンペティション」

八重山の泡盛を生かしたオリジナルカクテルで競い合う「八重山アワモリ・カクテルコンペティション」

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 「第14回八重山アワモリ・カクテルコンペティション」が10月26日、ホテル日航八重山(石垣市大川)で開催された。主催は八重山料飲サービス会。

最優秀グランプリに選ばれたカクテル「Perfume(パフューム)」

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 カクテルコンペティションは、同会の一大イベント。八重山の銘酒である泡盛を使用し、泡盛の風味を生かしたオリジナルカクテルでネーミング、味覚、テクニカルなどの腕を競い合う。

 今回は、郡内のホテルやバー、レストランなどから17人のバーテンダーがエントリーした。ショートカクテル部門に8人、ロングカクテル部門に9人が、八重山をイメージしたそれぞれのオリジナルカクテルを披露。「琉球畑(りゅうきゅうはる)」「トゥモール(方言で海)」「琉酒(クース)」など南国らしいネーミングが付けられ、ブルーやエメラルドグリーンなどの鮮やかな彩りが観客の目を引いた。

 審査の結果、最優秀グランプリにはロングカクテル部門で出場した宮良寛之さん(ホテル日航八重山)の「Perfume(パフューム)」が選ばれた。宮良さんは「2年前にロングカクテル部門で出場して金賞をいただいたが、タイムオーバーしてしまいグランプリを逃した。2年越しのグランプリでとてもうれしい」と笑顔に。カクテルについては、「カクテルの名前である『パフューム』の意味は香水。地元の素材のグアバジュースやパインジュースを使用しているので、香りを楽しんでほしい。自分自身があまりお酒を飲めないので、自分が飲みやすいように甘めで軽いタイプのお酒を作るようにしている」と話した。宮良さんのオリジナルカクテルは、「ホテル日航八重山の『カプリコン』で注文してもらえれば飲める」(宮良さん)という。

 そのほかの結果は、以下の通り。ショートカクテル部門金賞=斎藤岳大さん(はいむるぶし)「琉陽美(りゅうきゅうび)」、銀賞=寺崎武さん(チサンリゾート石垣)「UFUKAJI(うふかじ~台風~)」、銅賞=田中大輔さん(はいむるぶし)「琉酒(クース)」、ロングカクテル部門金賞=上地美香さん(PUFF PUFF)「Bubble Shine~輝く泡盛~」、銀賞=上田昌典さん(ホテル日航八重山)「ミッドナイトウェイ」、銅賞=竹田正人さん(かえる屋)「琉球アカショウビン」、特別賞=石川克さん(石垣リゾートグランヴィリオ)「ユクイ~Slow Time~」。

 競技終了後には交流パーティーも行われ、観客はお目当てのカクテルを楽しんだ。またフレアバーテンダーデモンストレーションもあり、会場を盛り上げた。

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