八重泉、知床のわき水を使った泡盛を製造-北海道で限定千本販売

北海道・知床のわき水を使用した泡盛「来運の泉」(写真提供=八重泉酒造)

北海道・知床のわき水を使用した泡盛「来運の泉」(写真提供=八重泉酒造)

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 八重泉酒造(石垣市石垣、TEL 0980‐83‐8000)が北海道・知床のわき水を使用した泡盛「来運の泉」を製造した。

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 「来運の泉」は、竹富町と姉妹町である北海道斜里町役場の依頼により、斜里町130周年・町制施行70周年・姉妹町盟約35周年を記念して製造された。斜里町は北海道東部、オホーツク海に面した町で、2005年に知床がユネスコ世界自然遺産に登録された。竹富町とは1973年に姉妹町盟約を結んでいる。

 同商品には、知床の名水といわれる「来運の水」を割り水として使用。400リットルの水をクール便で空輸して、泡盛八重泉の原酒に混ぜている。アルコール度数は30度に調整。八重泉の広報担当者は「使用されている来運の水は、秀峰斜里岳に積もった雪が数十年の歳月を経てわき出していると言われる水。水温は摂氏6度前後で夏は冷たく、冬は凍ることがない。飲むと運がやってくる、願いごとがかなうと伝えられている」と説明。「泡盛は水が決め手。今回の泡盛はまろやかな味になっている」(同)という。

 発売は9月下旬、北海道限定で1,000本を販売する。同商品は特製陶器入り(720ミリリットル)=1,500円。商品はすでに北海道に配送されている。「北海道での限定販売となるので、飲んでみたい方は斜里町へ問い合わせてほしい。斜里町ではテレビなどで宣伝を行うと聞いている」と広報担当者。

 商品の購入についてなどの問い合わせは、北海道斜里町役場(総務環境部 企画総務課 総務係TEL 0152-23-3131)まで。

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