「第44回石垣島まつり」が11月1日・2日、真栄里公園（石垣市真栄里）をメーン会場に開催された。

明石小学校の自転車クラブ

　同まつりは石垣市の一大イベントとして毎年開催されている。今年からメーン会場を新栄公園から真栄里公園に変更。客足が心配されていたが、2日間とも多くの市民が会場を訪れ大盛況に終わった。

　1日目には12時からオープニングセレモニーが行われ、真栄里公民館による獅子舞がまつりの開幕を祝った。同まつり実行委員長である大?髭長照市長が「石垣島まつりは、日本最南端の自然文化都市である石垣市の一大イベントとして定着してきた。今年は主会場を真栄里公園に置き、装いも新たに開催。明日 は総勢2,000人によるパレードが行われ、市民が勇壮果敢な大絵巻が皆さんを楽しませてくれるでしょう。これからも市民が元気、町が元気な市づくりをしていきたい」とあいさつした。

　会場には各自治公民館の旗頭が並んだほか、常設ステージではアマチュアバンドやクルンバダンスクラブ、八重山拳法などのステージパフォーマンスが披露された。そのほか盆栽展示会や島産品展示即売会、友好親善都市物産展なども行われ、「岩手の物産展」や「北の魚屋さん」などが人気を集めた。

　2日目には22団体約2,000人による市民大パレードが行われ、新川小学校から730交差点までの道のりを行進した。各字会など12団体の旗頭もパレードに登場。「サーサーサーサー」の掛け声とともにまつりを盛り上げた。また「第43回交通安全子ども自転車全国大会」で団体4位、個人1位になった明石小学校の自転車クラブも自転車でピンの間をジグザグに抜けるなどの実技を披露、観客から大きな拍手が送られた。

　夕方からは石垣島出身の「ごもく」「Orange Clover」、大工哲弘さんによるライブ、郷土芸能の夕べなどが行われた。フィナーレには花火が打ち上げられ、盛況だったまつりは幕を閉じた。