石垣に中華メーンの創作居酒屋-店内は「酔拳」の食堂をイメージ

映画「酔拳」の食堂をイメージした店内

映画「酔拳」の食堂をイメージした店内

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 中華料理をメーンにした創作居酒屋「北京龍(ペキンドラゴン)」(石垣市美崎町、TEL 0980‐87‐8108)が11月11日、美崎センター通り沿いにオープンした。

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 店舗面積は約30坪、席数は50席。同店オーナーの呉島英男さんは「父親が中華料理店をしていることもあり、昔からやってみたかった。気軽に入れるようなカジュアルな中華料理店をやりたいと思った」と出店の理由を話す。店内は「ジャッキー・チェンの映画『酔拳』に出てくる食堂をイメージした」(呉島さん)という。テレビ3台も置き、スポーツ観戦やビデオ上映会なども楽しめるようにした。呉島さんは「スポーツバーのような感覚で、イベントや打ち上げなどができるようにと考えた」と話す。

 メニューのメーンは中華料理で、「レバニラ」(580円)と「焼き餃子(5個)」(420円)は人気メニューだという。そのほか「トマト玉子炒め」(480円)、「麻婆豆腐」(680円)、「海老チリ玉子炒め煮」(980円)、「北京龍ラーメン」(580円)などの中華料理とともに、地元の素材を使って中華料理にアレンジした「石垣の塩・ピパーツ炒飯」(480円)や「アーサーあんかけ炒飯」(650円)、沖縄料理の「ごーやーちゃんぶるー」(580円)、「グルクンの唐揚げ」(580円)なども提供する。

 ドリンクでは、「そんなバナナ」(480円)、「島トニック」(480円)、「黄身が代」(500円)などユニークなネーミングの泡盛カクテル、ビール(300円~)、酎ハイ(420円)、紹興酒(5年グラス=600円、250ミリリットルボトル=1,000円、500ミリリットルボトル=1,800円)などがある。

 コース料理では、和風中華「吉原コース」と、洋風中華「崎山コース」(各1人2,000円)も用意。「和食出身の料理人と洋食出身の料理人がそれぞれ中華にアレンジした料理」(同)で、4人から予約を受け付ける。オプションとして3種類の飲み放題プラン(A=2,000円、B=1,800円、C=1,500円)も。

 呉島さんは「中華料理店は格式が高いと思われがちなので、誰でも気軽にフラッと来てもらい、食べて飲んで楽しんでいってほしい。これからランチタイムや深夜営業などもしていきたいと考えており、メニューも増やしていく予定」と意気込みを語る。「八重山商工が甲子園に出場して、この店のテレビでお客さんと見ることができたらうれしい」とも。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。

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