「三線の日」に世代を超えて大合奏会-石垣の体育館に鳴り響く

「三線の日」にちなんで行われた大合奏会

「三線の日」にちなんで行われた大合奏会

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 「三線の日」の3月4日、「第9回サンシンの日サンシン大合奏会~弾き鳴らしょうら ばがー島ぬ肝心~」が石垣市総合体育館メインアリーナで開かれた。

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 会場には、八重山古典音楽安室流保存会、八重山古典民謡保存会、大?髭用能流保存会、八重山古典音楽安室流協和会、琉球芸能部会の会員、筝曲・太鼓・笛の各研究所のメンバーが子どもから高齢者まで幅広く参加。全員で「鷲ぬ鳥節」「赤馬節、「かぎやでぃ風節」などの演奏を行い、体育館いっぱいにサンシンの音を鳴り響かせた。

 今回から学校の授業で三線を習っている児童・生徒も参加し、その成果を発表。平久保小学校は「くいへー節(安良越路節)」、野底小学校は「つぃんだら節」などを合奏し、会場から拍手を受けていた。

 開会にあたり、同実行委員長の前花友宏さんは「ばがすぃま(我が島)の小学校で唄、サンシンを継承しようと熱心に取り組んでいる姿は誠に素晴らしいこと。どうぞ皆様、肝心ゆあーしたぼーり、弾き鳴らしましょう。ばがすぃまの唄、サンシンがこれからもますます盛んになりますよう祈ります」とあいさつした。

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