「第13回石垣島ジュニアトライアスロン」が9月22日、石垣市総合運動公園(石垣市登野城)をメーン会場に行われ、小学生から中学生までの173人が出場した。
同大会は8月8日・9日に開催予定だったが、台風8号の影響で延期になっていた。通常はスイム・バイク・ランを順番に行うが、今回は新型インフルエンザの影響を考えてスイムを中止。ラン・バイク・ランのデュアスロン形式が実施され、ファーストランでは1・2年生400メートル、3・4年生700メートル、5・6年生1,200メートル、中学生1,500メートルを走った。
初めてのデュアスロン形式に子どもたちはうまくペース配分ができず、苦しそうに走る姿が見られた。そんな子どもたちを、沿道では家族や大会スタッフが大きな声をかけ応援していた。
中学生の部で強敵・宮古島ジュニアトライアスロンチームの連覇を阻止し優勝した川島海斗君(石垣中3年)は「トライアスロンは小学1年生の時に初めて出場して、今回で4回目。スイムは得意じゃないので、(なくなった分)得意のランで差をつけようと思った」とレースを振り返った。現在、地区陸上に向けて練習をしており、ランには自信があった。「最後のランで後ろを振り向いて、誰もいなかったので1位を狙った。友達も応援しにきてくれたので頑張ろうと思った」と笑顔だった。
また今回は小学1年から6年間、トライアスロンに出場した8人が特別賞を受賞。宮古島ジュニアトライアスロンチームには感謝状が贈られた。
順位は以下の通り。
小学1年生男子1位=島尻和慶(9分52秒)、女子1位=阿利栞(10分3秒)、同2年生男子1位=石塚美南海(9分45秒)、女子1位=仲地由煕(10分41秒)、同3年生男子1位=福地貴斗(17分35秒)、女子1位=島尻紗和(18分42秒)、同4年生男子1位=森田悠斗(15分57秒)、女子1位=芳沢佑里(19分32秒)、同5年生男子1位=玻名城安輝(26分16秒)、女子1位=高嶺彩羽(30分13秒)、同6年生男子1位=川島洋斗(23分23秒)、女子1位=下田愛海(28分15秒)、中学生男子1位=川島海斗(32分52秒)、女子1位=幸智加奈代(42分18秒)。