ショッピングタウン「ARURU CITTA FELICE(アルル・チッタ・フェリーチェ)」(石垣市真栄里)で11月22日、クリスマスイルミネーション点灯式が行われた。
点灯式は同施設で行われる初めてのイベントで、1万球のイルミネーションを用意。家族連れなど大勢の地元住民が訪れた。施設オーナーのアルル仲筋正和社長は「石垣島にいながら、島らしくないイベントをしたいと考えた。クリスマスイルミネーションの点灯式はあまりないので、子どもたちや八重山の皆さんに楽しんでもらおうと思った」と話す。
ファンファーレの後、来店客とともに5秒前からカウントダウン。「ゴー!」の合図でイルミネーションが点灯され歓声と拍手が起こった。施設内の各店舗も独自でイルミネーションを準備し、同時に点灯。一気に華やぎクリスマスムードに包まれた。携帯電話のカメラなどで撮影する姿も多く見られた。
この後、「離島の離島であるが故に本物を見る機会が少ない。本物のジャズを子どもたちや高校生に見てもらいたい」と仲筋社長の意向で野外ジャズライブも行われた。サックスやクラリネットなどの楽器を中心とした高校生バンド「仮ボナーラ」、ジャズシンガー・溝口恵美子さんと石垣島ジャズ研倶楽部が出演。来店客は美しい歌声に耳を傾けながら、イルミネーションを楽しんでいた。
イルミネーションの点灯時間は18時~21時。年末まで行われる。