小学生から高校生を対象にしたパソコンスクール「アビバキッズ登野城教室」(石垣市登野城、TEL 0980-87-0487)が12月1日、登野城小学校近くに開校した。八重山での開校は初めて。
同教室オーナーの伊良皆一徳さんはIT関連の仕事をしており、大人を対象にパソコン講座や指導を行っていた。「妻が英語教室をやっているのを見ていて、子どもたちの吸収力にとても驚いた。これからの社会ではパソコンは必須。大人になってするのではなく、子どもたちに早い段階からパソコンに慣れてもらおうと思った」と開校のきっかけを話す。
アビバキッズは通信教育や出版などの事業行うベネッセコーポレーションのグループ企業。同社の教育ソフトを使用し、国語や算数などの教科を学習しながらパソコンの操作を学んでいく。「楽しくできる授業をやりたいと考えると、教材が大事。その点、ベネッセコーポレーションの教材は学校の教科書に沿っており、まずゲームをして、その中で学習できるようになっている」と伊良皆さん。
ベネッセ主催のITCスキル検定やパソコン検定、マイクロソフトオフィシャルスペシャリストなどの検定試験を目標にステップアップを図っていく。伊良皆さんは「目標があれば頑張ることができ、確実にステップアップすることができる。検定もいつも学習しているこの教室で受けられる」と話した。
同教室では小学生講座、中学生講座、高校生講座があり、講座50分で週1回、月4回開く。教室は月曜~金曜の16時~21時。入会金5,000円、初回教材費3,000円で、月謝制(小学生=7,800円、中学生=8,800円、高校生=9,800円)。入会後はブラインドタッチができるように3カ月の練習を行い、それからカリキュラムに入る。
伊良皆さんは「楽しんでやってほしいので、夏休みや冬休みには自由研究などの特別授業も行いたい」と話し、「全国にはたくさんの教室があり大会なども開かれている。まずは教室内の子どもたちで競い合ってスキルを高めていきたい。その子どもたちのスキルを何らかの形で発表し、一般の人たちにも見てもらう機会を作れれば」と意気込みをみせる。