千葉ロッテの全選手が子どもたちを指導-石垣市で少年野球教室

千葉ロッテマリーンズによる少年野球教室が石垣市で開かれた

千葉ロッテマリーンズによる少年野球教室が石垣市で開かれた

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 千葉ロッテマリーンズによる少年野球教室が2月21日、石垣市で開かれた。過去2年間はキャンプ中の休日に10人の選手が参加して同教室が開かれたが、今年は全選手が勢ぞろいした。

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 2月1日から21日まで石垣島で3度目の春季キャンプを行ったロッテ。最終日は午前中のみ練習し、13時に選手会長のサブロー外野手を中心に一本締めをして打ち上げた。

 14時から始まった野球教室には、13チーム、約200人の児童が参加。外野手はメーングラウンド、内野手はサブグラウンド、投手・捕手は室内練習場・ブルペンと3カ所に分かれて指導を受けた。

 内野手の守備練習では、井口資仁選手、西岡剛選手、金泰均選手らがバットを握って自らノック。上手く捕れなかった児童には、捕球する際のコツをアドバイスした。西岡選手は子どもたちを集めて、「この中で一番大きな声を出していこう」と声をかけ、飛びつくような打球を右へ左へ。子どもたちも「お願いします」と大きな声を出して、ボールを追いかけた。

 1時間の練習を終えた後は、選手と握手し、チームごとに記念撮影。大原ヤママヤーズの西大舛壱里くん(2年)は「厳しかったけど、うまくなれたと思う。プロの選手に教えてもらえて良かった」、宮良レッドホースの前盛和輝くん(5年)は「うれしかった。井口選手のノックを受け、捕り方も教えてもらった。バッティングでは金泰均選手のようになりたい」と話していた。

 今年の石垣島キャンプは、前半は25度を超える晴天となり、後半は気温が下がって雨や曇りの日が続いたが、グラウンドでの練習が全くできない日はなかった。観客数は延べ1万6,570人を記録し、紅白戦の日は大勢のファンが駆け付けた。

 ロッテは22日に沖縄本島に移動。翌23日には浦添市で東京ヤクルトとの練習試合を行う。

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