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石垣島アースライド、11月21日開催に向け運営会議

石垣島アースライド2010 11月21日開催へ

石垣島アースライド2010 11月21日開催へ

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 「信号のない100キロ」を自転車で楽しむロングライドイベント「石垣島アースライド」の実施運営会議が4月26日、大浜信泉記念館(石垣市登野城)で開催され、今年は11月21日に実施する方針を確認した。

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 「アースライド」は自転車で走りながら、その土地の自然や歴史、文化を感じ、仲間や地元の人々との交流を楽しみ、環境の大切さを考えるイベント。勝敗を争うものではなく、40キロ~160キロの距離を約8時間~12時間とゆったり設定された時間内で完走を目指す。

 石垣島アースライドは全国に先駆けて2008年からスタート。この日は3回目となる今年の開催に向け関係機関の代表が集まり、今後の方向性や課題について話し合った。

 日程は11月21日開催予定とし調整を図る。主会場はこれまでと同じ舟蔵公園(石垣市新川)で、参加者数は昨年より200人多い約700人を見込んでいる。

 課題として挙げられたのは、(1)設営や運営にかかるコスト削減、(2)エイドステーション内容の充実、(3)島内周知を高める方法の3点。コスト面では石垣島にない備品の輸送や仮設トイレの設置費用を削減できないか、イベント内容ではエイドステーションの工夫など、リピーターも満足できる演出はできないかなどの意見が出た。その中で、石垣市商工会青年部がフクギの植樹を提案。カーボンオフセットツアーとリンクしたイベントができないかを模索していくことになった。コスト削減や内容の充実については、自治会や企業、団体に協力を求めながら検討していく。

 今回、新たな試みとして企画しているのが「西表島アースライド」。自転車を船で輸送し、西表島の自然や文化を楽しみながら走るもの。多くの離島がある八重山諸島ならではのアースライドが今後展開できると期待される。

 主催する日刊スポーツ新聞社の篠田雅司イベントプロデューサーは「継続開催されているトライアスロンのようにこのイベントを育てていきたい。皆さんのアイデアで大会を成功させたい」と述べ、八重山自転車競技連盟の長谷川毅彦会長は「アースライドは日本を超えて広がりをみせている。成功に向けて協力していきたい」と話す。

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