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「社会を明るくする運動」石垣市大会開催-「地域の力」育む

今年で61回目を迎えた『社会を明るくする運動』石垣市大会

今年で61回目を迎えた『社会を明るくする運動』石垣市大会

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 「平成23年度『青少年の深夜はいかい防止』『未成年者飲酒防止』県民一斉行動 第61回『社会を明るくする運動』石垣市大会」(主催=石垣市推進委員会)が7月3日、石垣市健康福祉センター(石垣市登野城)で開かれた。

 同運動は、全ての国民が犯罪や非行の防止と犯罪者の矯正および更生保護についての正しい理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で法務省が主唱。今年で61回目を迎える。

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 大会では主催者、八重山警察署長らによるあいさつをはじめ、作文コンテストの授賞式と発表などが行われた。冒頭、玉津博克石垣市教育長が「今日は多くの方に集まっていただき、熱い思いを感じている。石垣の一灯照隅(一つのともしびを掲げて一隅を照らす)から万灯照国(万灯となって国を照らす)になれば」と開会のあいさつを述べ、漢那政弘副市長が中山義隆市長の代読として「非行や犯罪のない明るい社会を構築することは全ての人々の願いである。その背景となる社会環境の構築を、学校や家庭などのすべての関係機関と密接に連携をとりながら取り組むことが大切」と話した。法務大臣のメッセージ伝達を行った今福章二那覇保護観察所長は「以前いた東京は不夜城のごとき悪い環境があったが、沖縄県の方が若年者の深夜徘徊(はいかい)の裾野が広いと感じる」と指摘。上洲安盛八重山警察署長は「少年犯罪は昨年から半減しているが、人口比ではまだ高い。地域に根ざした運動によって犯罪を犯しにくい社会にしたい」と話した。

 続いて「社会を明るくする運動作文コンテスト」で優秀賞を受賞した新里恋さん(真喜良小6年)が「明るい社会は言葉から」、下里隆さん(石垣中3年)は「出会い」をそれぞれ発表。新里さんは「言葉は心を映し出す鏡で、言葉が暴力にもなる。相手の気持ちを考えて思いやりのある言葉を使いたい。社会を明るくする種は私たちの身近にある」と力強く述べた。下里さんは、偶然一人暮らしの年配女性を助けた体験から弱者の立場を考えるようになったといい、「弱い立場にある人が狙われる被害が多いと聞く。地域の活動を通じて犯罪を防げると思う。いつか自分もボランティアに参加し、より住みやすく明るい社会を作りたい」と抱負を述べた。

 閉会後は華千の会与那国久江やいまっ子おどり教室の舞踊、極真会館沖縄県支部石垣道場の空手演武、石垣中学校郷土芸能部による郷土芸能が披露され、場内は大会関係者や出演者の家族などの観客でにぎわった。

【作文コンテスト受賞者】

社会を明るくする運動作文

小学校の部優秀賞・・・真喜良小学校6年 新里恋「明るい社会は言葉から」

中学校の部優秀賞・・・石垣中学校3年 下里隆「出会い」

青少年の深夜はいかい防止・未成年者飲酒防止「青少年の声」作文

優秀賞・・・石垣第二中学校3年 藤本真惟子「つまらないヤツと言われても」

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