美崎町のバー「CITY JACK」で7月16日、「The 5th Music Revolution(ザ・フィフス・ミュージックレボリューション) 石垣島大会」が開催された。主催は南十字星エフエム。
同イベントは、ヤマハグループが展開する23歳以下対象のアマチュア音楽コンテストの予選会で、今年で5回目を迎える。全国5つのエリア(北海道・東京・名古屋・大阪・九州)全200会場で予選会を開き、エリアファイナル、ジャパンファイナルと続く。
予選会には市内の3つの高校から11組のバンドや個人が出場。それぞれ緊張の面持ちでカラオケやコピー、オリジナル曲を歌ったほか、ボイスパーカッションの一種、「ヒューマンビートボックス」を披露した出場者もいた。
審査員はヤマハミュージックパブリッシングA&Rディレクターの友池悠二さん、同社企画推進グループリーダーの西込伸一さん、会場となったCITY JACKの石垣博公さん。全出場者の演奏後、友池さんは、「高校生ばかりの大会ということで、楽しさが伝わってきて良かったと思う。ただ、練習不足が目立った。皆若いのでこれから。ここで頑張れた人は今後何か結果がついてくるので、皆さん頑張ってください」とエールを送った。
グランプリは、オリジナル曲の「ジョージ・イン・テキサス」を披露した「テクノブレイク」が受賞。奨励賞は「チャットモンチー」の「ハナノユメ」を演奏した「CRUNKY」と、地元石垣島出身のアーティスト「やなわらばー」の楽曲「青い宝」を歌った「Take to」が、それぞれ受賞した。
グランプリに輝いたテクノブレイクは、八重山高校の内間輝さん(2年)、前木涼甫さん(2年)、園田真珠さん(3年)の3人組。「昨年からバンドをやっていて、何かで一番になりたいと思っていた。夢がかなったみたいでうれしい」と驚きながらも喜びを隠せない様子。3人は10月2日に開催される九州エリア大会に出場する。