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亀亀家が「泡盛ドレッシング」発売-石垣島の特産品生かす

石垣の亀亀家が「泡盛ドレッシング」を発売

石垣の亀亀家が「泡盛ドレッシング」を発売

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 石垣に今年8月に設立した「ラッキーファクトリーエイジア」が経営する「亀亀家(かめかめや)」(TEL0980-82-8321)が10月6日、第1弾商品として「泡盛ドレッシング」を発売した。

 同社は石垣市出身でホテル業を営む吉田貴紀さんが、八重山諸島にある資源の付加価値を高めて島外へ輸出する発信型のビジネスを目的に設立。2013年の新石垣空港開港を見据え、「国内を含めアジアのマーケットを経営陣、社員が常に意識するように」と社名に「エイジア」を付けた。現在は、特産品卸と販売を手掛ける「亀亀家」と石垣島スタイルタコライス専門店「イシガキクイナ」を展開している。

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 「亀亀家」の名前にも思い入れは強い。「亀は万年」にあやかり、正式なロゴでは中央の漢字を旧漢字にして温故知新を表現。「家」はアットホームさを出している。「長く消費者に喜ばれるような安全、安心な商品を独創的な発想で製造し、健康な食材で長生きしてもらいたい」と吉田さん。沖縄方言で「かめーかめー」は「食べなさい、食べなさい」という意味があることから地元の人にもなじみやすい。ロゴはCMや広告などでも話題の書道家・祥洲さんが揮毫(きごう)した。

 「泡盛ドレッシング」について、吉田さんは「泡盛は沖縄の特産品として広く知られているが、泡盛を使った別の商品はほとんどない。特産品で今までにない新しいものを作れないかと考えているころ、仲間と居酒屋で飲んでいてドレッシングを思いついた」ときっかけを話す。早速試作品を作りホテルの朝食で提供したところ、宿泊客から「買いたい」との声が多く寄せられたことから商品化に踏み切った。

 和風しょうゆ味で通常タイプとノンオイルの2種類を用意。泡盛を使ったことで深みとコクが増したという。

 発売に当たっては、地元出身のミュージシャン「きいやま商店」とコラボ。メンバーと吉田さんが同世代ということもあり、八重山のために貢献したいという思いで一致した。きいやま商店が9月28日に発売したCDのジャケットをラベルに使い、全国のライブ会場でも販売を予定する。

 「今回はきいやま商店のファンである若い世代を意識したので、泡盛の風味がほんのりと感じる程度にした。もっと大人向けのドレッシングなどバリエーション増やしたいし、他の商品も開発していきたい」と意気込みを見せる吉田さん。「亀のように末永く八重山の産業、経済に貢献したい」とも。

 価格は699円(150ミリリットル入り)。市内ではホテルロイヤルマリンパレス、石垣市特産品販売センター、「いしがきミートしん」で販売する。