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石垣牛串焼き、長さ世界一に-107.6メートル、ギネス認定

石垣牛串焼き最長107.6メートルでギネス記録に

石垣牛串焼き最長107.6メートルでギネス記録に

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 11月27日に新石垣空港建設用地で石垣牛大バーベキュー大会が行われ、石垣牛の串焼き世界最長に挑戦し、見事、107.6メートルのギネス記録に認定された。

 2013年3月7日に開港する新石垣空港と石垣牛をPRすることを目的に開催した同イベント。メーンイベントとして石垣牛を使った串焼きのギネス記録に挑戦した。

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 当初は開港日にちなみ、長さ25.37メートルを目指していた。しかしイベント3日前にレバノンで97.5メートルが記録されていたことがわかり、急きょ目標を100メートルに変更。肉や串、焼き台などの準備に関係者は大わらわとなった。

 当日はチケットを購入した人のうち1710人が参加。まず一人ずつ、5センチ角の牛肉を1本の串に通していった。100メートルを超える串のため、両端から慎重に肉を寄せていく参加者。最後の一つが通ると拍手が起こった。

 次に「石、垣、牛」の掛け声と共に、フライ返しを使って串をテーブルから焼き台に移動。無事に移したと思った瞬間、一部焼き台から落ちしまいそうになり「あー!」という悲鳴が聞こえる場面も。串が折れてしまうハプニングもあったが、関係者が溶接・消毒し事なきを得た。

 転がしながらじっくりと焼いた石垣牛の串焼き。参加者が見守る中、ギネス・ワールド・レコーズのフランク・フォーリーさんが長さを計測。まずレバノンの記録を抜いたところで拍手。100メートル達成でさらに大きな拍手。そして107.6メートルが発表され、全員で万歳して喜び合った。

 その後、肉を串から外して実食。川平小2年の木村健瑠くんは「今まで食べた肉の中で一番おいしい。あんなに並べて焼けたのが楽しかった」と口いっぱいに頬張った。他にも「とってもやわらかい」「肉の奥からおいしさが出てくる感じ」と笑顔で話し、石垣牛のおいしさをかみしめていた。

計測の際100メートル地点にいて、「100M」と書かれたボードを市長から渡された恩河トヨさん(84)は「めったにないことで喜んでいる。良い記念になった」と喜び、娘の城間道子さんも「これできっと100歳まで生きられますね」と話していた。

 最後の一口はステージ上で中山義隆石垣市長が食べ、300キロの石垣牛を完食。これをフォーリーさんが見届けて正式に記録達成。中山市長に認定証が手渡された。

 フォーリーさんは「簡単に達成させようと大きな塊でやろうとせず、普通のバーベキューの大きさでやるところが素晴らしい」と称賛。「ホームページに載せるので、石垣牛がグローバルになり石垣島の宣伝にもなるだろう」と話した。

 中山市長は「3日前にレバノンのことが分かった時はあ然としたが、JAおきなわ肥育部会や県建設業協会八重山支部の皆さんが『用意する』と言ってくれた。市民も大勢参加してくれて、皆さんの協力に感謝したい」と話し、「新空港のPRにもなり、各地から石垣牛を食べに行ってみようと思ってもらえたら」と期待を寄せる。「ギネス挑戦は置いておいて、バーベキュー大会は来年以降も開きたい」とも。

 当日は約1万5000人が来場。普段の石垣島では考えられないほど、会場のまでの道路が大渋滞になった。会場ではバーベキューゾーンで石垣牛を食べたり、ステージでのキャラクターショーやライブ、クイズ大会などを楽しんだりした。