プロ野球春季キャンプが2月1日から一斉に始まり、石垣島では千葉ロッテマリーンズが快晴の下で初日を迎えた。
ロッテの春季キャンプは5年目。2010年シーズンは「史上最大の下克上」を果たして日本一になったが、昨年はリーグ最下位。巻き返しを狙うシーズンが始まった。
練習前、石垣市による歓迎セレモニーが行われ、中山義隆石垣市長は「皆さんの活躍とチームの勝利を予感させるような天気になった。このグラウンドで思いきり練習し、1年間戦える力を蓄えてほしい。日本一奪還に向けて、市民も『26』の背番号を背負って応援する」と激励。JAおきなわなど12団体が石垣牛やマグロ、車エビ、サーターアンダギーなど特産品を贈った。
ロッテの西村徳文監督は「石垣の地でキャンプがステートできることを大変うれしく思う。リーグ優勝、日本一しか頭にない。皆さんの声援が力になる。今まで以上に応援をお願いしたい」とあいさつした。
気温22度以上という陽気もあり、球場には多くのファンが駆け付けた。保育園児も走り回り、「頑張ってー」と選手たちにエールを送った。
キャンプは今月23日まで。期間中、少年野球教室や八重山限定公式ファンクラブ「1SHIGAKI26」によるトークショーや抽選会などイベントも予定する。