台湾からのクルーズ船好調-毎回2,500人が来島、経済効果も

リブラ号は総トン数42,000トン、全長216メートル、客室は740室

リブラ号は総トン数42,000トン、全長216メートル、客室は740室

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 スタークルーズ社(本社=マレーシア)の大型客船「スーパースターリブラ」号による台湾・石垣・沖縄クルーズが好調だ。

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 クルーズは1997年から2005年まで運行されたあと休止されていたが、今年7月に再開し、ほぼ毎週石垣港へ寄港している。9月3日には乗客1,520人(乗員909人)が来島するなど毎回多くの人がクルーズと観光を楽しんでいる。

 リブラ号は石垣港に寄港したスタークルーズ社の客船では2番目の大型船。総トン数42,000トン、全長216メートルで客室は740室。船内には8軒のレストランのほか、693人収容のショーラウンジやゴルフレンジ、プールなどを備えている。

 クルーズプランは基隆(台湾)と石垣島を往復する2泊3日と石垣島を経由して那覇から基隆に戻る4泊5日プランがあり、石垣港へは7時に接岸し18時に出航する。滞在期間中は自由行動で島内観光やショッピング、周辺離島の観光などを行っている。最近はマリンスポーツや小浜島でのゴルフを楽しむ人もいるという。

 沖縄シップスエージェンシー石垣支店(石垣市字新川)の松田支店長は「乗員も合わせると毎回2,500人程度が来島するので石垣島への経済効果も大きい。今年11月末までの運行が決まっているが、来年以降のクルーズも前向きに検討している」と話す。

 2005年に実施された石垣島クルーズアンケート調査委員会の報告によると、乗客1人あたりの八重山での消費額は約25,000円、乗員は約11,000円。ツアーの内容に関しては約73%が満足しているという。

スタークルーズ

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