国立天文台VERA(ベラ)石垣島観測局(石垣市名蔵)が、見学者用の野外展示パネルをリニューアルした。
パネルの大きさは1メートル×2メートル。カラーパネル3枚で構成され、天の川の立体地図作りを目指すVERA計画の概要、口径20メートルの電波望遠鏡の仕組みや国内4カ所にある観測局の配置図、天文学や宇宙の大きさなどを写真やイラストを使って解説している。
野外展示パネルは2002年の開局時に設置されていたが、2006年の台風で破損したため撤去されていた。今年はVERAが本格的な観測を始めて10周年になることから、最新の観測結果を紹介する内容に更新され設置された。
見学時間(10時~17時)以外でも構内は自由に見学でき、パネルを見ることもできる。