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八重山初の五輪選手、新城幸也選手が石垣に凱旋-初のメダルに意欲

石垣島に凱旋した新城幸也選手

石垣島に凱旋した新城幸也選手

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 ロンドンオリンピック自転車競技ロードレースの日本代表に内定している新城幸也選手が5月8日、石垣島に凱旋(がいせん)した。市役所を訪れた新城選手は「メダルを狙う」と誓った。

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 新城選手は父の貞美さん、後援会長の平田勝男さんと共にまず石垣市役所を訪問。職員に迎えられ、中山義隆市長から激励を受けた後、記者会見に臨んだ。

 「ホッとしたというのが第一。4年前の北京五輪では(選ばれず)悔しい思いをしたので4年越しにかなってよかった」と代表に選ばれた感想を話した新城選手。ロンドンで走行コースについては「昨年の8月にプレオリンピックで走ったが自分に合っている。展開にもよるが40~50人のスプリント勝負になれば勝つチャンスはある」と自信を見せる。

 これまで「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」と世界3大ツールと言われるレースを完走し、上位入賞も果たしているが、オリンピックは「いろんな人の思いが強い」と感じている。亡き祖母も出場を望んでいたことから「日本代表に選ばれたことで背負うものも大きいが、本番ではそれを力に変えて走りたい」。

 「『初』をかっさらいたい」と新城選手。「八重山初のオリンピック選手で自転車競技は初日の競技。メダルを取れば石垣島だけでなく日本人初のメダルになる。メダルでアピールしたい」と力強くメダル獲得を誓った。

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